「同級生が俺の机の上でオナニーしてた」

// 作者:いなばー
// 制作日:2018/8/25
// 容量 63kB
// 制作時間 16h


// 30文字×3行

//scene1
//背景:学園外観
//背景:教室・昼

@
担任がホームルームを短く終わらせた。
これで放課後だ

//SE:ザワザワ。クラスメイトの賑やかなざわめき

@鉄平
(よし、帰ってゲームの続きするぞ!)

@声(理子)
「松岡、即行で帰ろうとしない!
 そんなに学校にいるのが嫌なの?」

@
カバンを手に立ち上がったところで声をかけられた。
同じクラスの小河理子(おがわ りこ)だ

//立ち絵:理子・制服

@鉄平
「なんでそうなるんだよ、小河。
 授業終わったら即行で帰るのが、帰宅部の正しい姿なんだ」

@
俺はふんぞり返ってそう言い返す。
帰宅部であることに誇りすら持っているが俺なのだ

@理子
「にしても早すぎだ。
 もっとこう、学園で青春しようよ。
 部活行かないにしても、友達とお話したりさ」

@鉄平
「俺、友達いないし。
 じゃあな!」

@理子
「ちょっと待って! ちょっと待って!」

@
小河に背を向けて駆け出そうとしたら、
がっしりカバンを掴まれた

@鉄平
「なんだよ。
 何か用でもあるのか?」

@
俺の心はすでに我が家へと飛び立っている。
もはやこの学園に用はなかった。
じーっと俺を睨み付けてくるこの女にも。

@理子
「よ……用事がなきゃダメなの?
 なくても普通に話くらいするでしょ。
 その……クラスメイトならさ!」

@鉄平
「じゃあ、明日の昼休みにでもお話しよう、クラスメイトさん。
 今日は離せ!」

@理子
「なんでそんなに早く帰りたがるの?
 ホントに学園が嫌いだったり?」

@鉄平
「そういう訳じゃないけどな。
 小河は小河で、なんでそんなに俺と話をしたがるんだ?」

@
俺が当然の疑問を口にすると、途端に小河は目を逸らせた。

@理子
「いや……別に、話したがってるってわけじゃ……
 ただちょーっと、目に入ったから……声かけただけで……」

@
小さな声でブツブツ言う。
いつもはうるさいぐらいハキハキしてる奴なので、
違和感って奴がハンパじゃない。

@鉄平
「いや、ホントに用があるなら聞くけど?
 どうかしたのか?」

@
何か予想外の事情があるのかも。
俺は小河の正面に立ち、少し屈んで聞いてみた。
この女子は背が低い。いや、俺がうすらでかいのか?

@理子
「そんなふうに聞かれると困っちゃうっていうか……
 話のネタなんて、ロクに仕込んでないし……」

@鉄平
「ん~、よく分からんけど、用はないんだな。
 俺に構ってないで、小河は部活行った方がよくないか?」

@理子
「ま、まぁ~、そうだけどねぇ~。
 でも、せっかく声かけたんだしねぇ~」

@
どうにも埒が明かない。
早く帰りたいんだけどなぁ

@鉄平
「あっ!
 いいこと思い付いた!」

@理子
「え?
 何かいい話題とか?」

@
小河が、ぱあっと明るい笑顔を見せてきた。
無防備すぎて思わずドキッとしてまう

@鉄平
「小河の部活、見にいこうか?
 休憩の時とかに話しようぜ」

@理子
「私が部活してるとこ、見てくれるの?
 そんなのありなんだ……」

@鉄平
「ああ、ガッツリ見るぞ。
 小河も、小河以外の女子もな」

@理子
「……え? 私以外も?」

@鉄平
「合法的に女子テニス部を間近で見られるチャンス!
 露わになった躍動する太ももが見放題だ!」

@理子
「太もも!
 何それ、下心100%じゃない!」

@鉄平
「ま、細かいことは気にすんなよ。
 行こうぜ、テニスコート!
 あくまで小河が誘ったってことにして」

@理子
「くぅぅぅ~!
 サイテー! サイテーだよ、オマエ!」

@理子
「誰が太ももなんて見せてやるもんか!
 帰れ! 帰っちゃえ!
 松岡なんて、どっか行っちゃえ!」

@鉄平
「お~こわ~。
 じゃあ、帰るな。また明日~!」

@理子
「エッチ! ドスケベ! ドヘンタイ!!」

@
ふう、ようやく解放された。
帰ってゲームだ


//scene2
//背景:夕方の空
//背景:廊下・夕方

@鉄平
「ああ~、失敗した~」

@鉄平
(古典の教科書、机に入れっぱにするなんて。
 あの先生、課題忘れたらうるさいんだよな)

@
自分の教室が見えたところで俺は足を止めた

@声(理子)
「……鉄平」

@
遠くから小さな声で呼ばれる。
返事をしかけたが、ちょっと様子が変な気がした

@声(理子)
「んん……っ、て、鉄平ぃ……」

@
俺の名前を口にしているが、
今ここにいる俺を呼んでいるのではなさそうだ

@
単につぶやいているだけ……?
なんで俺の名前なんかを……

@声(理子)
「ふぁ……あぁ……て、てっぺい……
 てっぺいぃぃ……」

@
妙に色っぽい声だ。
俺は生唾を呑みながら、ゆっくりと教室に近付いた

//背景:教室扉前・夕方

@声(理子)
「んん……っ! くぅ……ああ……
 てっぺい……てっぺ、いぃ……!」

@鉄平
(なんなんだよ……
 ていうか、どんな期待してるんだ、俺?」

@
俺は閉じられた扉をそっと、
できるだけ音を立てないように開けた

@
教室の中にいたのは……

//CG:教室でオナニーする理子
//   (夕方の教室、鉄平の机の上でオナニーする理子)

@理子
「てっぺぇ……てっぺぇ……ああぁ……あんっ!
 ふぁあぁ……あっ、あぁ……あぁっ!」

@
小河だ。
小河が俺の机の上に座ってもぞもぞと動いていた

@
制服のシャツの下から手を入れて、自分の胸を揉んでいる

@
もうひとつの手は股間にあった。
めくれ上がったスカートから覗く下着の中で指が蠢いている

@鉄平
(あれって、
 どう見ても……オナニーだよ、な?)

@理子
「あぁ……あっ! くぅぅ……ぅん……っ!
 てっぺぇ……てっぺぇぇ……っっ!」

@鉄平
(ど、どうする、これ……)

@
俺は扉の影に隠れて小河の様子をうかがった。
声をかけて止めるべき?

@
いや、もったいないだろ、それは!

@理子
「んん……てっぺいの手……私の胸、揉んでるぅ……
 アソコも……コネコネと……」

@理子
「ああぁ……あっ……あんっ!
 いい……いいよぉ……鉄平の手、指ぃ……」

@
小河は身をくねらせながら自分を愛撫し続けている。
あいつの頭の中じゃ、俺が責めてることになってるらしい

@理子
「そ、そこっ! そこいいのぉ……クリ……もっとクリを……
 ぁああ……あんっ! くうぅぅ……う、うんっ!」

@理子
「いいのぉ……いい……もっとぉ……っ!
 好きだよ……好き……好き……鉄平……っ!」

@鉄平
(好き? 俺のこと、好きって言ったか?
 でもなんで俺なんだ?)

@
小河とは学校で話したりはするが、特別な関係って訳じゃない。
恋愛っぽい空気になったことなんて、今まで一度もないぞ?

@鉄平
(単に俺が鈍かっただけか?
 どうなんだろ、分かんねぇ……)

@理子
「ああ……鉄平……もっとして……もっと……
 いつもしてるみたいに、もっとぉ……!」

@理子
「ああぁんっ! そう、そうだよぉ! クリ、弄って?
 胸ももっとぉ……っ!」

@理子
「上手……上手だよ、鉄平……っ!
 もう、私の弱いとこ……んっ! 完全に知っちゃってるっ」

@
あいつの口ぶりじゃ、もう何度も俺でオナニーをしてるみたいだ。
そんなに、俺のことが……?

@鉄平
(言ってくれたら、いくらでもしてやるのに)

@
まぁ、あいつが言うみたいなテクなんてないけどな

@理子
「んっ! んんっっ! もうそろそろ……っ!
 もっと……この調子で……っ! んん……っ!」

@
小河の声が切羽詰まったものになってきた。
股間の指の動きが早まるのがわかる

@
胸にある手も激しく蠢き、シャツがめくれてヘソまで見えている
手足や顔は日に焼けて褐色なのに、腹回りは真っ白だった

@鉄平
(すっげぇ、エロい……)

@理子
「乳首……ちくびぃぃっ! いいのぉ……もっとしてぇぇっ!
 ああぁっあぁっあっ! もうすぐ……もうすぐ、だからぁっ!」

@理子
「やっ! あぁあっ! あっ! あぁっっ! あんっ!
 イクっ! イクイクイクっ! イッちゃうっっ!」

@理子
「ああぁあぁぁっっっ!!!
 てっぺぇぇぇっっ!!」

@
小河の身体が激しく何度も跳ねた。
机がガタガタと音を出す

@理子
「ふぁぁ……あぁぁ……また、やっちゃった……」

//背景:教室・夕方
//立ち絵:理子・制服

@
絶頂した小河が、ふらふらと視線を彷徨わせる

@理子
「あ」

@鉄平
「あ」

@
小河の顔が俺の方を向いて止まる。
俺も思わず声を出してしまった

@理子
「てっぺ……松岡?」

@鉄平
「よう、お疲れ」

@
気まずさのあまり、よく分からないことを言ってしまう俺。
小河は顔を強ばらせていた

@
もう隠れても無駄だ。
俺は扉を開けて教室の中に入っていった

@理子
「み、見てた……?」

@鉄平
「ま、まぁ……な。
 最後の方、ちょろっとだけ?」

@
俺はありのままの事実を伝える。
今さら変な誤魔化しを言っても仕方ない

@理子
「…………」

@理子
「ぎゃあああああっっっ!!!」

@鉄平
「しっ! でかい声出すなって!
 小河、まだそんな格好だろ?」

@理子
「え?」

@
小河はイッた時と同じ格好。
つまり、シャツをめくり上げて胸を揉み、
丸出しのパンツの中に手を突っ込んだままだった

@理子
「ひゃああっっ!」

@
小河は机から飛び降り、慌てた様子で身繕いをする

@
俺はどうしていいか分からなかったが、
ひとまず小河に近付いていった

@理子
「うううう……」

@
顔を真っ赤にして小河はうつむいている。
俺の机の上を見ると、水たまりができていた

@鉄平
「うっわ……びしょ濡れ……」

@
小河の愛液なんだろうか?
そんなのがいつも使っている自分の机を濡らしている。
堪らなく興奮してしまう光景だ

@理子
「ごめんなさい! ごめんなさい!」

@
焦った様子の小河が、
俺の前の席に置いてあったカバンからタオルを取り出す

@鉄平
「おいっ!
 ちょっと待てって」

@
小河の手を掴んで机の上を拭くのを食い止めた

@理子
「で、でも……こんなに汚しちゃって……」

@鉄平
「いいから!
 もったいないだろ!」

@理子
「も?」

@
俺は自分の机の上にある液体に指で触れる

@鉄平
「これが愛液か……」

@
感動を覚えつつ、俺は人差し指に絡めた。
親指とくっつけて離すと、愛液は糸を引いて両指の間に橋を作る

@理子
「ちょちょちょ!
 何してんの!」

@
小河は俺に体当たりをかますと、
ゴシゴシと机の上をタオルで拭いてしまった

@鉄平
「ああ……もったいねぇ……」

@理子
「何言ってんの!
 このドヘンタイが!」

@
顔を真っ赤にして、小河が怒鳴りつけてくる。
でもなぁ……

@鉄平
「人の机の上でオナニーしてる奴も、
 大概ヘンタイだと思うけどな」

@
俺は思ったままを言う。
小河は顔を赤くしたまま困った表情になる

@理子
「し、仕方ないでしょ……
 好きってのが抑えられないんだから……」

@鉄平
「やっぱり、俺のこと好きなんだ?」

@理子
「好きでもない男の机でオナ……あんなことするわけないじゃん。
 ……好き……松岡のこと、ずっと前から好きなの」

@鉄平
「そ、そうなんだ……」

@
不覚にも全然気付かなかった。
そういう素振りも見せなかったし

@理子
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」

@
小河が頭を抱えてうずくまる

@理子
「なんなの、このみっともない告白!!
 サイテー! サイテーだよぉぉぉ!!」

@鉄平
「う、うん……ちょっと同情する」

@理子
「私にだって、理想とかあったのに!
 夕焼けの教室で! ふたりっきりで! ドキドキしながら!」

@鉄平
「今夕方だし、ここには俺らだけだし、
 意外と理想を満たしてるぞ?」

@理子
「でも、オナニー見られた直後じゃん!
 こんなのサイテーだぁー!!」

@鉄平
「まぁな。
 でも終わったこと言ってても仕方ないだろ?
 大事なのはこれからだ」

@理子
「これから?」

@
小河が俺を見上げる。
悲しそうな顔が、何故だかかわいく見える

@鉄平
「小河は俺が好きだ。
 そして俺は今、フリーだ」

@理子
「う、うん……
 じゃあ……もしかして?」

@
小河がゆっくりと立ち上がる。
その表情が少しずつ明るくなっていく

@鉄平
「お前の気持ちに、俺は応えたい。
 付き合おう、小河」

@理子
「ホント!
 ホントにお付き合いしてくれるの!」

@鉄平
「ああ。
 だから小河……」

@理子
「うん……」

@鉄平
「今すぐヤろう!」

@理子
「はあ!?
 何言っちゃってんの、オマエ!」

@鉄平
「あんなの見せられて、収まるわけねーだろ!
 今すぐ挿れさせてくれ!」

@
俺はもう堪らんことになってる。
小河の方へ踏み出すと、向こうは両手で俺を阻止してきた

@理子
「ちょっと待て!
 それってあんまりでしょ!」

@鉄平
「でも、小河は俺が好きなんだろ?」

@理子
「う、うん……好き、だよ……」

@鉄平
「俺とエッチしたいだろ?
 あんなオナニーしてたんだし」

@理子
「う、うん……ま、まぁ……そりゃあ……」

@鉄平
「だったらエッチしよう!
 もうさっきからギンギンで限界なんだよ!」

@理子
「だからなんだよ、それ!
 付き合うとか言って、単にエッチしたいだけなんじゃん!」

@鉄平
「でも小河だってエッチしたいんだろ?
 火照った身体を持て余してるんだろ?
 だからオナニーしてたんだろ?」

@理子
「ぐぐぐ……
 でも、松岡は私のこと好きでもなんでもないんでしょ?
 単にエッチできるから私でいいやってだけじゃない!」

@鉄平
「……」

@鉄平
「細かいことは気にすんなよ。
 ふたりともエッチしたい。
 それで十分じゃないか」

@理子
「そんな訳あるもんか!
 私は愛のあるエッチがしたいのっ!」

@鉄平
「……贅沢な奴だな」

@理子
「ドスケベに言われたくないよ!」

@
小河の怒りを前にして、俺の頭は少しずつ冷えていった。
いくらなんでも突っ走りすぎたか

@鉄平
「……分かった。
 そんなに嫌がるなら無理強いはしないよ」

@理子
「う、うん……ありがと……」

@鉄平
「じゃあ、さっきのは見なかったことにする。
 お互い、全部忘れよう」

@理子
「うん……あれ?
 じゃあ、お付き合いするって話は?」

@鉄平
「それも悪かった。
 単にエッチしたいからって、変なこと言っちまった。
 小河の気持ちも考えずに……」

@
自責の念って奴に深く囚われる俺。

@理子
「あれ?
 いや……お付き合いはしたい……んだけど……」

@鉄平
「でも、俺は……小河に恋愛感情はないしな。
 そんなんじゃ、小河の気持ちを踏みにじることになる」

@理子
「いや~~~そう思ってくれるのはありがたいけど~~~
 取りあえず、お付き合いはしてみたいかな~~~」

@鉄平
「うーん、そう言うけどなぁ」

@理子
「松岡は、私とエッチしたいんでしょ?
 ……私っていうか、女子なら誰でもいいっぽいけど」

@鉄平
「……正直に言ったらまた怒るだろ」

@理子
「それって、言ってるも同然だよ。
 私は……松岡とエッチしたい……。
 愛がないのはイヤだけど……」

@鉄平
「愛かぁ~
 愛なぁ~」

@理子
「ひゃ、百歩譲って!
 ちょっとでも私のこと好きになってくれたら、
 そしたらエッチしてもいいよ!」

@鉄平
「おお!
 マジか!」

@理子
「……うん。
 だから、取りあえずお付き合いしてくれないかな?
 私のこと、もっと知ってほしいし」

@鉄平
「分かった、付き合おう」

@理子
「即答!
 もろエッチ目的っぽいけど……」

@理子
「まぁいいや。
 とにかくお付き合いだ!
 松岡とお付き合いできるなんて、夢みたい!」

@
そう幸せそうに笑う小河を、かわいらしいと俺は思った。

//scene3
//背景:通学路・夕方
//立ち絵:理子・制服

@
そんな訳で俺と小河は付き合うことになった。
まさかの展開にまだ実感が湧いてこない

@
付き合うか……具体的には何をすればいいんだ?
俺は隣でスキップしている小河に聞いてみた

@鉄平
「で、今日はどうするんだ、小河?」

@理子
「あ、理子って呼んでほしいな。
 私も……鉄平って呼びたい」

@鉄平
「おう、分かった。
 ……理子な」

@理子
「うん。
 ありがと、鉄平……」

@
頬を赤く染めて言われてしまう。
そうされると、こっちも照れるだろ?

@理子
「あ、それで今日、これからなんだけどね。
 カフェでおしゃべりしない?
 行きたいお店があるの」

@鉄平
「カフェでおしゃべりか……」

@
女がおしゃべりし始めると時間がかかると聞いたことがある。
本当なら、家ですることがあるんだけどな……。

@理子
「あ、ごめん……なんか用事ある?」

@鉄平
「いや、そういう訳じゃないよ。
 いいぞ、カフェってとこに行こう」

@理子
「うんっ!」

@
口元を横に広げてうれしそうな笑顔を見せてきた

//背景:駅前のカフェ
//   (手前にカップルシートがある)
//立ち絵:理子・制服

@
理子が行きたいと行っていたカフェは、ビルの二階にあった。
オシャレだけど、高級というところまではいかない。
学生でも普通に入れそうな店だ

@
まぁ、独り身のままだったら死ぬまで入らなかったろうけどな

@理子
「このカップルシート!
 憧れてたんだ~!」

@
窓に面したその小っ恥ずかしい名前のシートはふたりがけ。
ご丁寧にピンク色をしていた

@鉄平
「なんでこっちに寄ってくるんだ?
 もうちょっと離れてもよくないか?」

@理子
「なんでよ。
 せっかくのカップルシートなんだから、くっつかないと!」

@鉄平
「でもそんなにくっつかれるとな~」

@理子
「ドキドキする?」

@鉄平
「ムラムラする!」

@鉄平
「理子って運動部だし、ガチガチの身体かと思ったけど、
 けっこー柔らかいんだ?
 これが女子の肉体……」

@理子
「……なんでワザワザ幻滅させるようなこと言うの?」

@鉄平
「思ったままを言ってるだけだっての。
 男子はみんなこんなもんだぜ?」

@理子
「まぁ……いいけどさ。
 喜んでくれるなら」

@鉄平
「あ、いいんだ?
 寛大だな、理子は」

@理子
「惚れた弱みって奴だよ」

@理子
「で、メニューなんだけどさ。
 このアップルパイが美味しいらしいの。
 私これにするから、鉄平もそうしなよ」

@鉄平
「俺はイチゴって気分だなぁ~。
 お、ショートケーキあるんじゃん」

@理子
「……アップルパイにしてください。
 お願いしますから」

@鉄平
「分かった分かった。
 理子が好きに選んでくれ」

@理子
「うん
 店員さーん!」

@理子
「ミルクティふたつに、アップルパイのハーフホールを。
 ……はい、よろしくお願いしまーす」

@鉄平
「ハーフホールって?」

@理子
「丸ごとの半分で、四切れ分。
 ひとつのお皿で来るのを、分け分けして食べるのっ」

@鉄平
「ひとり二個?
 お前、夕飯前にそんなに食ったら太るぞ?」

@理子
「し、失礼な!
 ちゃんと運動してるから、お肉にはなんないもん」

@鉄平
「ホントかよ~」

@理子
「きゃんっ!
 ちょっと、お腹なんて摘まもうとしないでよ!」

@鉄平
「いいだろ、別に。
 付き合ってるならこれくらい普通だぞ?」

@理子
「……そうなんだ?」

@
本当は知らんけど。
ちなみにお腹は摘まめない程度には締まってた

@理子
「な~んか、嘘っぽい顔してるぞ~。
 あんまり変なことしないでよ?」

@鉄平
「最大級に変なことしてた奴に言われてもな」

@理子
「ちょっと!
 さっきのアレは、もう忘れてよ!」

@鉄平
「分かった、忘れる。
 で、いつもあんなことしてたんだ?」

@理子
「忘れろっての!
 話を続けんなっ!」

@理子
「あんなの……
 ほんの数回だけなんだから」

@鉄平
「……ああ、何回かはしてたんだ?」

@理子
「ぐ……っ!
 し、仕方ないでしょ! 好きなんだから!」

@
顔を耳まで真っ赤にした理子が、涙目で睨んでくる。
からかうと面白い奴だ。
どんどん自滅していくし

@理子
「なんでこんな奴が好きなんだろ、私ってば。
 チキショウめ!」

@鉄平
「ていうか、ホントになんで俺なんだ?
 女子に好かれる要素なんてないつもりだけど」

@理子
「それは……」

@
というところで注文の品々が届く。
言っていたとおり、半円のアップルパイがひとつの皿で来た。
そのうちのひと切れを理子が俺の皿に載せてくれる

@理子
「どうぞ、アップルパイ。
 ホントに美味しいらしいよ?」

@鉄平
「じゃあ、いっただきま~す!
 ……おお! マジでうまい」

@理子
「ホントだ!
 聞いてた以上だよ~!」

@
うまい、美味しいを言いながら、
俺達はたちまちひと切れを平らげた

@鉄平
「これならふた切れ余裕だな」

@理子
「だよね~。
 ……あっ」

@鉄平
「どうした?
 俺の顔、なんか付いてる?」

@
はしゃいで食べてたからパイ皮かなんかが?
紙ナプキンで口元を拭ってみる

@理子
「ううん、そうじゃなくて。
 ……鉄平って、そういう顔もするんだなって」

@理子
「子供みたいに笑っちゃって……
 そういうホントの笑顔って、初めて見た気がする」

@鉄平
「いや、俺って普段でも笑ってるだろ?
 クラスの男子とか、理子と話す時も」

@理子
「でもなんて言うんだろ?
 仮面なんだよね。
 ふざけてる時の鉄平は、いつも仮面なの」

@鉄平
「……そうか?」

@
言われて俺はドキリとした。
わざとそうしてるつもりはないが、
自分でも同じことを思うからだ

@
あ、今の俺、仮面付けてる

@理子
「でもでも、それが悪いとは思わないよ?
 誰だって、ホントの自分を見せるのは限られた相手だけだし」

@鉄平
「まぁ……そう言ってくれるなら、助かるよ。
 ありがと」

@理子
「……私が勝手に思ってるだけかもだけど、
 授業中とかにボサッとしてるのが、ホントの鉄平な気がする」

@鉄平
「ボサッと……ねぇ……」

@理子
「授業中だけじゃなくて、昼休みもひとりでパン食べてるよね?
 ボサッと……って、なんか悪いみたいな言い方だ」

@鉄平
「ボサッとは、ほめ言葉じゃないわな」

@理子
「ゴメン、言い方悪かった。
 そうじゃなくてそうじゃなくて……」

@理子
「鉄平って、いつも何か考えごとしてるんじゃない?
 すごく考えてる」

@理子
「鉄平は何かに夢中になってるように見えるんだ。
 それがなんなのかは……知らないけど」

@鉄平
「まぁ……当たりかな。
 よく見てるな、理子」

@
確かに理子の言う通りだ。
俺には夢中になってるものがある。
いつでもどこでも、そのことばかり考えていた

@
誰かに悟られるなんて、思いもしなかったけど

@理子
「いや、最初から見てた訳じゃないけどね。
 ふと気付いたんだ」

@理子
「あの子、ちょっと違うぞって」

@理子
「それから、いつも見るようになった。
 あの子、何を考えてるんだろ? あんな真剣な顔でって」

@鉄平
「そうなんだ?
 うわー、全然気付かなかったな。
 なんかハズい」

@理子
「私の視線なんて気付かないくらい真剣なんだよ。
 そんな鉄平をずっと見てたら……好きになってた」

@鉄平
「え、そんなことくらいで?」

@理子
「そういう言い方はないでしょ?
 長い時間をかけて生まれた想いなのに」

@鉄平
「い、いや、悪く言うつもりはなかった。
 すまん」

@理子
「まぁ……ちょっと変な好きのなり方かもね。
 私だって、最初は訳分かんなかったよ」

@理子
「でも、好きって気持ちはホンモノだから。
 私は鉄平が好き。
 いつからかはよく分かんないけど、とにかく好きなの」

@鉄平
「お、おう……サンキュ」

@
間近から真剣な顔で言われるとうろたえてしまう。
気の利かない応え方しかできない

@理子
「……それで、もしよかったらでいいんだけど、
 いつも何を考えてるか、教えてくれないかな?
 ずっと気になってるんだけど」

@鉄平
「あ、そうか……まぁ、そうなるよな」

@
どうしようかと、俺は頭を悩ませる。
今まで学校の奴には言ったことがないのだ

@
それでも理子なら教えていいかもしれない。
ずっと……好きになるくらい、俺のことを見てくれてたんだし

@鉄平
「教えてもいいけど、笑うなよ?」

@理子
「え? 笑うようなことなの?」

@鉄平
「まぁなぁ……笑う奴がいるかもって気がしたから
 今まで誰にも言わなかったんだし」

@理子
「私は笑わないよ。
 絶対に、笑わない」

@
理子が真剣な眼差しを向けてくる。
嘘なんてどこにもない視線だ

@鉄平
「分かった。
 ちょっと待って」

@
俺はスマホを取り出すと、その中にあるひとつのアプリを開いた。
それを理子に見せる

@理子
「何これ?
 ……ゲーム?」

@鉄平
「そう、ゲーム。
 って言っても、まだまだ短いコースしかないし、
 調整も十分にはできてないけどな」

@
横スクロールのパズル要素のあるアクションゲーム。
インディーズゲームではよくある形式のものだ

@理子
「へぇ、このキャラを動かすの?
 かわいー」

@鉄平
「かわいいか?
 ならよかった。
 苦労してデザインしたからな」

@理子
「え?
 デザインも鉄平なの?」

@鉄平
「まぁ、ゲーム本体と、グラフィック関係は全部自分でしてる。
 音楽とSEは、今のところ買ってきたのを使う気だけど」

@理子
「そうなんだ~
 鉄平って、絵が描けたんだね。
 すごいすごい」

@鉄平
「いや、描けなかったんだけどな。
 苦労してこれくらいは描けるようになったんだ」

@理子
「それって、よけいにすごくない?
 鉄平、やる~!」

@
理子が勝手に画面をタップして、ゲームをスタートさせる。
操作を簡単に教えてやると、夢中で遊び始めた

@理子
「あっ! また死んだ!
 ムズいよ、鉄平~」

@鉄平
「だからその辺のバランスはまだ調整してないんだよ。
 どっちみち、難しめにするつもりだけど」

@理子
「ええ~
 それじゃ、私が遊べないじゃん。
 簡単にしてよ」

@鉄平
「それじゃあ、すぐに飽きられるだろ。
 ……って、理子も遊ぶつもりなのか?」

@理子
「そりゃそうだよ。
 鉄平があれだけ真剣に考えて作ったゲームなんだから。
 遊びたいに決まってるでしょ?」

@鉄平
「そ、そうか……」

@理子
「あれ?
 誰かに遊んでもらうつもりで作ってたんじゃないの?」

@鉄平
「まぁ……
 当然、出来上がったらどこかで公開するつもりだったぞ。
 でもなぁ……」

@理子
「でも?
 なんで首傾げるの?」

@鉄平
「いや、知ってる奴に遊んでもらうって発想がなかった。
 俺の知り合いって、みんなこういうゲームはしないし」

@理子
「クラスの子も普通にゲームくらいしてるでしょ?
 ソシャゲとかも」

@鉄平
「ゲームって、コンシューマだろ?
 大金かけて作られたのと比べられたらなぁ」

@理子
「何か言われるのが怖かったの?」

@鉄平
「えっ!」

@理子
「あっ、ゴメン!
 何か言われたら傷つくよねって意味で!」

@鉄平
「いや、確かに怖かったんだよ。
 だから、誰にも言わずにひとりで作ってた」

@理子
「もったいないなぁ。
 こんなに面白いのに……」

@鉄平
「面白い……か?」

@理子
「うん。
 ……あっ、また死んだ!
 もー、鉄平、これ難しすぎるよ~!」

@鉄平
「面白いんじゃないのかよ」

@理子
「面白いのは面白いよ。
 それにすごいって思う。
 ひとりでこんだけ作ってさ」

@鉄平
「そうか、ありがと」

@理子
「みんなにも見せたらいいのに。
 きっと驚いてくれるよ。
 ケチ付ける奴は、私が腹パンするし!」

@鉄平
「腹パンかよ。
 へへ、怖い奴だな、理子は」

@
思わず笑ってしまう。
何故だか涙がこみ上げてきて、慌てて抑え込む

@理子
「あっ!
 そんな顔もするんだ?」

@鉄平
「な、なんだよ」

@理子
「照れ笑い。
 かわいー!」

@鉄平
「うるせーよ。
 もう俺のゲームはいいだろ?」

@理子
「ええ~?
 もっとやらせて~」

@鉄平
「ちゃんと形になったら、またしてくれよ。
 理子でもクリアできる難易度も作るし」

@理子
「ホント!
 じゃあ、一番にやらせてね」

@鉄平
「分かった。
 じゃあ、理子の話もしようぜ。
 女子テニス部はどんな感じだ?」

@理子
「ウチの学園のテニス部はね、かなりヌルいんだよ。
 みんな楽しくボールの打ち合いをするかんじ」

@鉄平
「気軽でいいな。
 うーん、でも……」

@理子
「ん、何?」

@
理子が首を傾げて俺を見つめてきた。
間近にいるから恥ずかしくなってくる。
でも、視線を逸らそうとは思わなかった

@鉄平
「理子だと物足りないんじゃないか?
 なんか、すぐにムキになりそうな奴だし」

@理子
「ピンポーン!」

@
理子が満開の笑顔になる。
あまりにも無防備なので、
俺は思わずのけ反って距離を取ってしまった

@理子
「私ってさ、中学の時もテニスしてたんだ。
 すごいスパルタ。
 これ、絶対パワハラだよって、部員同士で愚痴り合ってた」

@理子
「でもそれにすっかり慣れちゃってたからさ、
 学園は学園でヌルすぎて耐えらんないんだよ」

@鉄平
「責められると悦ぶカラダになっちまったんだ?」

@理子
「人をヘンタイみたいに言うな!」

@理子
「でも、メンドくさい奴だよね、私って。
 厳しすぎるのも嫌、ヌルいのも嫌、だとかさ」

@鉄平
「まぁ、みんなで何かひとつのことをする時は
 なかなかうまく行かないもんだよな」

@
だから俺はいつもひとりで行動してきた。
ゲーム作りだとかも

@理子
「ホントそう思うよ。
 今さら厳しい部活にするわけにはいかないしさ。
 今のがいいって子も多いんだし」

@鉄平
「じゃあ理子は、部活じゃずっと火照るカラダを
 持て余してるんだ?」

@理子
「ヘンな言い方すんな!
 私には、ちゃーんと味方がいるから大丈夫なんだよ」

@理子
「部活のOGなんだけどね、その人はすごい熱血なの。
 いつも私、相手してもらってるんだ」

@鉄平
「なるほど、平和な部活なのに
 暑っ苦しいのがふたりだけいるってわけか」

@理子
「そのとおり!
 熱いよ~、私と先輩。
 目指せ全国大会だから!」

@鉄平
「おお~。
 俺、帰宅部だからよく分からんけど、
 全国大会行くのってかなり大変なんじゃないのか?」

@理子
「うん。県大会の二回戦目で負けちゃった……」

@鉄平
「そっか、それは残念だったな」

@
心底悲しそうな顔をしている理子に声をかける。
ころころと表情が変わる奴だな

@理子
「その子は全国大会まで行っちゃったんだよね~。
 もし勝ててたら、私が日本一だったかも!」

@鉄平
「いやいや、そうはならないだろ」

@
運動部じゃない俺でも、その理屈がおかしいのは分かるぞ?

@理子
「ええ? なんでよ。
 結構接戦だったんだから」

@理子
「いいとこまで行ったのに、結局負けちゃった。
 もう悔しくて悔しくて、もうずっと泣いてたよ」

@鉄平
「泣いたんだ?
 へぇ……すげぇな」

@理子
「え、どういうこと?」

@鉄平
「いや、泣くくらい何かに一生懸命になるって、すごいだろ?
 理子、すげぇよ」

@理子
「そ、そうかな?
 ただの負けず嫌いなんだけどね」

@
照れくさそうに、理子が片手で自分の頬を覆う。
よく見るとその頬は赤くなっている

@鉄平
「もっと厳しい部活だったら、結果も違ってたかも。
 そんなふうに思ったりはしないのか?」

@
理子への質問は俺への問いかけでもあった

@
もっといい環境で育っていれば、
今より早くゲーム作りに目覚めていたかもしれない。
そしたら俺は、もっといいゲームを作れるようになっていた?

@
そんな意味のないことを、時々考えてしまう

@理子
「どーだろーなぁ……
 そこは難しいとこなんだよ」

@理子
「もし、学園の部活がパワハラみたいなのだったら、
 私、とっくにやる気なくしてたって思うんだ」

@鉄平
「……なるほどなぁ。
 ヌルい部活だけど、熱い先輩がいる。
 今の環境が理子にはちょうどいいのか」

@理子
「そうなんだよ!
 分かってんじゃん、鉄平!」

@
うれしそうに理子が肩をぶつけてきた。
不意打ちなのでちょっとよろけてしまう

@理子
「私はベストの環境で、目いっぱい頑張った!
 負けたらボロボロに泣いちゃうけど、悔いはなし!」

@鉄平
「やっぱ、理子はすげーよ」

@
多分、理子はどんな環境でもベストだって言うだろう。
お世辞じゃなく俺は思った。
理子はすごい奴だ

@理子
「えへへ……
 そんな真顔で言われると照れちゃうよ」

@理子
「自分のことを話すって、結構恥ずかしいもんだね。
 鉄平も?」

@鉄平
「まぁ、な。
 ゲームの話を目の前にいる奴にするの、初めてだし」

@理子
「でも、話してくれた。
 私の話も聞いてくれた。
 これって、すっごく素敵なことだって思うんだ」

@鉄平
「……うーん、一応付き合ってるんだし、
 自分のことは相手に話すもんだろ」

@
女子と付き合うとどういうことをするのか?
今まで想像もしてなかったから今いちよく分かってないが

@理子
「今、鉄平は私のこと、どう思ってる?」

@鉄平
「どうって……さっきも言ったけど、すごい奴?
 後、俺のゲームを見てほめてくれる、いい奴」

@理子
「結構いい印象なんだ?
 ちょっとだけ……好きになってくれてたりしない?」

@鉄平
「好きか……
 あっ、そうか! そういう話だったよな!」

@
ちょっとでも理子のことが好きになったらエッチしてもいい。
確かに理子はそう言っていた!

@
チャンス! これはチャンスだぞ、鉄平?
うまく答えれば、エッチできる!

@
……けどなぁ

@鉄平
「うーん、好きか……
 あんまり言いたくないかも」

@理子
「え、なんで?
 ……ちょっとだけでもいいんだよ?」

@鉄平
「ここで好きになったって言えば、下心しかないみたいだろ?
 それはなんか……違うって気がする」

@理子
「でも、あんなに……したがってたじゃない。
 鉄平的には大チャンスじゃない!」

@鉄平
「でも、理子のことを知っちまったら、
 いい加減なことはしたくなくなったんだよなぁ。
 カッコ付けすぎ?」

@理子
「ううん。
 鉄平がそう思ってくれるの、すごくうれしい」

@理子
「今の鉄平なら……いいよ」

@鉄平
「いいって?」

@理子
「今から私の部屋、行こう?
 それで……ね?」

@鉄平
「…………」

@鉄平
「え? マジで!
 エッチさせてくれんの!」

@理子
「声でかい!
 なんだってんだ。
 いいこと言っておいて、結局は下半身優先なのかよ!?」

@鉄平
「わ、悪い。
 どうしても健康な男子の部分を抑えきれなかった」

@
しまった!
せっかくのチャンスを逃してしまった!

@
理子はふいと俺に背を向けるとシートから立ち上がった。
あーあ、怒らせちまったよ

@
まぁ、今日のところはこれでいいのかもしれない。
もっと時間をかけて、な……

@理子
「ほら、早く行こうよ」

@
立っている理子が座ったままの俺に声をかけてくる。
特に怒っているような表情はしてないが?

@鉄平
「今日はもう解散ってことか?」

@理子
「何言ってんの?
 これから始めるんだよ。
 私の……部屋でね」

@
頬を朱に染めながら、そう言った

//scene4
//背景:汎用空・夕方
//背景:理子の部屋
//立ち絵:理子・制服

@理子
「さぁ、どうぞ。
 あんまり……キョロキョロ見ないでね。
 恥ずかしいし」

@鉄平
「うん、分かった。
 これが、女子の部屋か……」

@
想像していたようなファンシーな部屋じゃないが、
それがいかにも理子らしい気もした。
枕元にぬいぐるみがあったり、女子らしいところもある

@
それにしてもこの香りはなんなんだ?
鼻がくすぐったくなってくるぞ

@理子
「ちょっと!
 思いっきり部屋の匂いなんて嗅がないでよ!」

@鉄平
「わ、悪い。
 これって理子の匂い?」

@理子
「自分の部屋の匂いなんて分かんないよ。
 とにかく、恥ずかしいことしないで!」

@鉄平
「でも、これからもっと恥ずかしいことするんだしよ」

@理子
「頼むから、幻滅させること言わないで?
 せっかくその気になったのにさ……」

@鉄平
「わ、分かったって。
 じゃあ、これ以上ボロ出す前にヤルか!」

@理子
「そういうとこ!
 せめてシャワーくらいさせて!」

@鉄平
「シャワーなんていいよ。
 俺、気にしないし」

@理子
「私が気にするの!
 じゃあ、行ってくるから、ここで待ってて。
 部屋を漁ったりしないでよ!」

@鉄平
「分かった分かった。
 行ってらっしゃい」

@
口の中でぶつくさ言いながら理子が部屋を出ていく。
気難しい奴である

//立ち絵:理子、消える

@鉄平
「さて、下着はどの引き出しにあるかな~」

//立ち絵:理子・制服

@理子
「おい!」

@
理子が入り口から顔だけ出して睨んできた

@理子
「漁るなったら漁るなよ!」

@
下手なことをしたら殺る顔だ。
どうやら諦めるしかないらしい

@鉄平
「はい、了解しました」

@理子
「ったく……」

//立ち絵:理子、消える

@
途端に暇になった。
本棚に並んだ漫画の題名を順番に見ていったりする。
少女漫画より少年漫画の方が多い

@鉄平
(どっかにエロ漫画とかを隠してるんだろうなぁ)

@
ベッドの下がまず候補として挙げられるが、
漁ると全部がご破算になりかねない。
探るのはグッと我慢する

@鉄平
(ん? なんだありゃ?)

@
ピンク色をした細いヒモが、ベッドの下からはみ出ている

@
特に何も考えずに手を伸ばしたところで……

//立ち絵:理子・パジャマ

@理子
「ぎゃあああああ!!
 それに触んなぁぁぁ!!!」

@鉄平
「わっ!
 いきなり叫ぶなよ。
 びっくりするだろ」

@理子
「びっくりしたのは私だっての!
 あんなに言ったのに部屋漁るなんてさ!」

@鉄平
「漁ってないって。
 最初からはみ出してたんだよ、このヒモ」

@鉄平
「なんなんだ、これって?」

@理子
「だから触っちゃダメだって!!」

@
俺がヒモを指差すと、
理子は焦ったようにそれを自分の方へと引っ張り寄せた

@
理子が抱え込んだヒモの端には、
ピンク色をしたウズラのタマゴみたいなのがくっついている

@鉄平
「あれ? それって……」

@理子
「え?
 きゃああああ!!!」

@
理子は露出しているピンクのタマゴを隠そうと慌てふためく。
しかし焦りすぎたか床に落としてしまった

@
俺と理子の間で振動しているピンクのタマゴ

@鉄平
「……これ、見なかったことにした方がいい?」

@理子
「…………」

@鉄平
「理子?」

@
理子は床で震え続けてるピンクのブツを見つめていたが、
急にキッと俺を睨み付けてきた

@理子
「ピンクローターぐらい使ってもいいでしょ!?
 私はオナニーが大好きなのっ!」

@鉄平
「ええ!?
 そんなキレ方?」

@理子
「笑いたきゃ、笑え~~~!!」

@
理子がピンクローターの上に覆い被さって泣き声を上げる。
実に不憫な有様だ……

@鉄平
「気にするなって、理子。
 お前がオナニー大好きなのはとっくに知ってるし」

@理子
「て、鉄平……笑わないの?」

@
理子が顔だけ上げて俺を見てくる。
みっともなくクシャクシャな、
かなり悲惨な表情になってしまっていた

@鉄平
「笑うもんか。
 俺もオナホールがほしくてほしくて堪らないお年頃だしな」

@
だからって買うところまでは行かないが。
ほしがるだけなのと、実際に手に入れるのとでは
大きな落差があると思うが黙っておく

@理子
「ありがとう、鉄平。
 優しいね」

@
理子はようやく身体を起こした。
どうにか持ち直したというところか

@鉄平
「それより気になるのは、理子の服だ」

@理子
「えへへ、かわいいでしょ?
 このパジャマ」

@
両手を広げて見せびらかせてくる。
ちょっと小首を傾げたりして

@鉄平
「まぁ、かわいいっちゃ、かわいいけど。
 俺からするとちょっとなぁ……」

@理子
「え、気に入らないの、かな?」

@鉄平
「うーん、はっきり言うぞ?」

@理子
「う、うん……」

@鉄平
「俺は制服でヤリたい!」

@理子
「この、腐れ外道が!」

@鉄平
「いいだろ!
 制服でエッチするの、最高だろ!?」

@理子
「アンタ、いっつもそんな目で女子を見てたわけ?
 制服いいな~エロいな~、とか!」

@理子
「そんな欲情しまくりの男子と
 ずっと一緒の教室にいたなんて……」

@鉄平
「人聞きの悪いこと言うなよ。
 別にいつも発情してるわけじゃないって」

@理子
「じゃあ、なんで制服でエッチしたがるの?」

@鉄平
「見慣れたいつもの格好でエロいことするのがいいんだよ!
 日常と非日常の対比が堪らないんだ!」

@
俺は拳を振り上げ力説する。
是非とも俺のこだわりを理解してほしかった

@理子
「訳分かんねー。
 ヘンタイの考えることはよく分かんないです」

@鉄平
「頼む! いいから制服に着替えてくれ!」

@
俺は両手を合せて拝み倒す。
絶対制服の方が燃えるって!

@理子
「分かった分かった
 着ればいいんでしょ?」

@鉄平
「おお、さすが理子!
 理解があるな」

@理子
「いや、これっぽっちも理解はしてないけどね。
 とにかく着替えるから、部屋の外で待ってるように」

@鉄平
「アイアイサー!」

//背景:理子の部屋の前

@
制服を着た理子とのエッチが目の前に迫っていた。
普段と同じ格好で、組んずほぐれつするわけだ!

@鉄平
(堪んねぇ、堪んねぇよ!)

@
そもそも、この薄い扉の向こうで女子が着替えてるという
シチュエーションが最高すぎる

@
着替えている最中に押し入ろうか?

@
いいや、そんなのはダメだ。
今は、妄想をひたすら膨らませる時!

@理子
「もういいよ、入って」

@鉄平
「お、おう!」

@
しまった。
声が裏返った

//背景:理子の部屋
//立ち絵:理子・制服

@理子
「これでよろしいでしょうか?」

@鉄平
「ああ、それだよ!
 その格好だよ!」

@
いつも見慣れている理子の制服姿。
こうでなくては!

@理子
「喜んでくれてうれしいよ」

@
そう言って、理子は笑顔を見せてきた。
口の端が引きつっているように見えたが、多分気のせいだろう

@理子
「じゃあ……鉄平?」

@
理子がゆっくりと目を閉じた。
キスを求めているのは俺でも分かる

@鉄平
「ちょっと待ってくれ、理子」

@
俺は静かに語りかけた

@理子
「どう……したの?」

@
理子は目を開けて、戸惑いを顔に浮かべた。
彼女の不安を取り除くため、
俺は速やかに言いたいことを言うべきだ

@鉄平
「まずはさっきのピンクローターでオナニーしてくれ!」

@理子
「何言っちゃってんの、オマエ!」

@
理子が目玉をひん剥いて叫んだ。
俺は自分の考えを誠実に語らないといけなかった

@鉄平
「いやだってさ、あんなもの見せられたら、
 どうやって使ってるか気になるだろ?」

@理子
「気になるからって……気になるからって……」

@鉄平
「いいじゃん。
 オナニーしてるとこはもう見ちまったんだしさ。
 一回も二回も同じだって」

@理子
「前のは事故でしょうが!」

@理子
「あのさ、本気で頼んますよ。
 私、今から好きな人と初エッチするんだよ?
 なんで前座みたいにオナニーショウしなきゃなんないの?」

@鉄平
「いや、オナニーショウした方が、お互い燃えるだろ!」

@理子
「オマエ、ホントにサイテーだなぁ……」

@鉄平
「ダメ……か……?」

@理子
「いや、するけどね!」

@鉄平
「してくれるのかよ!
 理子、なんだかんだでノリいいよなぁ」

@理子
「ノリっていうか、ここで鉄平のやる気が失せると困るんだよ。
 あくまで仕方なくだからね!」

@鉄平
「ホント、ありがてぇよ。
 じゃあ、いつもみたいに乱れまくっていいからな」

@理子
「いつもみたいって……コイツ……」

@
ぶつくさ言いながらも、
理子はベッドの下からピンクローターを取り出した

@
それをウエットティッシュで丁寧に拭いた後、
俺の方を向いてベッドの上に座った。

@理子
「じゃあ……始めるし」

@鉄平
「う、うん……」

//scene5
//CG:理子の部屋でオナニーする理子

@
理子がブラウスの裾を少しめくる。
そこへピンクローターを持った右手を差し込んだ

@理子
「まず、胸からするの」

@
俺は声を出さずに理子の行為を見守った

@理子
「乳首にローター当てて、スイッチ入れて……
 んん……っ」

@理子
「なんでだろ?
 いつも、より……あっ! ぅん……っ」

@理子
「鉄平に見られてる、から? あ……っ
 いつも、鉄平を想いながら……してるのにっ
 今日は……想わなくても、目の前……に……んんっ!」

@
理子は顔を横に向けているが、視線は俺の方を向いていた。
俺を見ながら感じているようだ

@理子
「ああ……鉄平が、私……見てる……ぅん……っ
 いつも妄想だけだったのに……ヘン……ヘンなかんじ……
 ぅんん……もっと、強くしないと……っ!」

@理子
「ああぁんっ!
 いい……いつもより強め……いつもより、感じる……っ!」

@理子
「くぅぅ……んっ! 乳首だけで……濡れちゃって……
 止まらない……っっ!!」

@
理子が太ももをこすり合わせて身悶える。
ちらちらと見える下着が俺の心をざわめかせた

@
襲いかかりたい欲求が増してくるが、
理子がここからどこまで乱れるか見てみたい想いの方が強い

@理子
「ううぅん……んっ! くぅうう……ぅうんっ!
 はぁはぁ……もうダメ……乳首だけ、じゃ……ああ……」

@理子
「もっと……もっと、気持ち……よくっ!
 ぅああぁ……あっ!」

@
理子がゆっくりと股を開いていく。
膝を立てて、脚をM字にして

@理子
「ねぇ、見て……鉄平……もう濡れちゃってるんだよ……
 鉄平に見られて……パンツまで濡れちゃってる……」

@
自分でスカートをめくり上げたから、
その中にある下着は丸見えになっている

@
本人が言うように、
レースが付いたピンク色の下着には大きな染みができていた

@
俺は理子の股間から目が離せない

@理子
「ああ……鉄平、すごい目で見てる……
 視線だけで……んんっ……犯されてるみたい」

@理子
「どんどん濡れてく……ぅんん……
 取っておきの下着だったのに……こんなに汚しちゃった……」

@理子
「見て鉄平……かわいいパンツでしょ……?
 鉄平に見てもらいたかったの……」

@
理子は腰を突き出して、下着を俺に見せつけてくる。
シミはどんどん広がっていく

@
俺はいつの間にか両ひじをベッドに乗せて理子の秘部に迫っていた
理子から嗅いだことのない匂いが漂ってくる。
ケモノみたいな匂いだと思った

@理子
「ああ……駄目だよ、鉄平……触っちゃ駄目だから……
 今は見るだけ……お願い……ね?」

@
俺がうなずくと理子は口元に笑みを浮かべる。
今まで見たことがない、艶っぽい微笑みだ

@
理子が自分の両手を下着の両端に入れる。
右手には震え続けるローターを握ったままだ


@理子
「パンツ脱ぐね……見たいでしょ、女の子のアソコ?」

@
俺の返事を待たず、理子は両手を下にずらした。
下着がするりと脚を滑っていく

@
そのまま左足側を完全に脱いでしまった。
濡れたものを右足首に引っかけたまま、理子が大きく股を広げる

@
俺の目は理子の陰部に釘付けになった。
妖しげな芳香が、
さっきまでとは比べ物にならない濃度で漂ってくる

@理子
「んんん……っ! 信じらんないくらい濡れてくる……
 こんなのでローター使ったらおかしくなっちゃうよぉ……」

@理子
「でも……でも、もっと気持ちよく……ぅんん……
 なりたいのぉぉ……」

@
理子がゆっくりと右手に持つローターを陰裂に近付けた。
少し触れさせただけで身体を跳ねさせる

@理子
「や、やっぱり……すごく敏感になって……るっ!
 ああぁ……あんっ! なにこれ……ぇえ……
 すごい、よぉ……」

@理子
「ああ……鉄平に恥ずかしいとこ見られて……あぁんっ!
 すっごく、感じちゃってるの……私ぃぃっ!!」

@理子
「あぁあ……あんっ!
 これで……クリ弄ったら、どうなるんだろ……?
 怖いかも……でも……でも……っ、ああぁんっ!!」

@
理子がひときわ大きく身体を跳ねさせた。
シーツに水滴が落ちる

@
ローターは同じ場所を執拗に責め続けた。
責めれば責めるほど、喘ぎ声は大きくなっていく

@理子
「あぁあ……あんっ! ぅんっっ!!
 すごい……すごいのぉぉ!! ああぁんっ!
 いつもと……全然違う……っっ!!」

@理子
「あっあっああ……っ! あぁんっっ!
 こんなの……こんなの、すぐ……イッちゃうよおおっ!!」

@理子
「でも……でも、もっとしたいのぉ……
 鉄平に恥ずかしいとこ……もっと見て欲しいぃぃっっ!!」

@
理子は左手を服の中に差し込んでいた。
乳首を弄っているのが服越しからでも分かる。
激しすぎるくらい弄り回していた

@理子
「ふぁ、ああぁ……ああんっ!!
 ダメ……ダメ……っっ!! 鉄平とつながる前に……っ!
 こんなに、感じちゃってっっ!!」

@理子
「まだ、鉄平となんにもしてないのに……
 なのに……恥ずかしいことしてるの……見られちゃって……っ!
 あぁあ……私だけ……私、だけぇぇ……っっ!!」

@理子
「イヤだよぉ……ひとりだけイッちゃうなんてぇぇ……
 それ、鉄平に見られちゃうなんて……っっ!!」

@
そう言う理子はずっと俺を見つめ続けている。
潤んだ瞳で、口からよだれをこぼしながら

@
理子は俺と結ばれたがっている。
そうなる前にひとりでイクのが嫌なのか?

@
俺には違うように見えた。
理子は俺に見られながら、達するまで自分自身を責めたがっている

@理子
「んっんっんんっっ!!
 すごい……すごいの……っ!!
 こんな、気持ちいいの……初めてっっ! あぁあんっっ!!」

@理子
「てっぺいのしせん……わたし、かんじやすくしてる……っ!
 きもち、よすぎて……みられながら……イッちゃうっっ!!」

@理子
「そう……そうだよ……わたし、おかされてる……っっ!!
 てっぺぇに、めで……おかされ、てるぅぅ!!」

@理子
「イクね……イッちゃうね……てっぺぇに……おかされて……
 わたし、イクからぁぁ!! あぁあっっ……あんっ!!」

@理子
「ああぁ……あっああっあんっ!!
 ダメ……もぉダメっっ!! イクイクイクっっ!!!」

@理子
「あぁぁああああぁぁぁっっっっ!!!!」

@
理子が叫び声を上げ、身体を強ばらせた。
秘部から粘液を飛び散らす

@理子
「ぅううんんんっっっ!!!
 ぅんうん……んんんっっ!!!」

@
理子の右手はまだ股間にあった。
敏感な場所にローターを強く押し付けている。

@理子
「またっ!! また、イク……イクっっ!!!
 ぅぅあぁああああ~~~っっっ!!!!」

@
ほとんど間を置かず、理子が再び達してしまった。
さっきより反応が大きい

@
その手からローターがこぼれ落ちる。
理子はそのまま後ろにある壁に背をもたせかけた。

@
大きく股を開いたまま放心状態にある制服姿の理子。
俺は思わず生唾を飲んだ。

@理子
「ふわぁぁぁ……」

@鉄平
「大丈夫か、理子?」

@理子
「うん……いや、どうだろ?
 こんなになったの……初めてだし……」

@鉄平
「じゃあ、ちょっと休むか?」

@
俺の一物はさっきから痛いほど勃起していたが、
理子に無理をさせたくはなかった

@理子
「ううん……来て、鉄平……
 鉄平と触れ合いたい……」

@鉄平
「よ、よし……分かった」

@
少し声が上ずるのを自覚しながら、
俺は這うようにしてベッドに上がる

//CG:鉄平に触られる理子

@
目の前には心をかき乱す匂いを放ちながら
俺を熱い目で見つめる理子が

@鉄平
「ちょっと脱がすな?」

@理子
「うん。
 ふふ……すごいドキドキしてるよ、今」

@鉄平
「俺もだって」

@
理子が着ている制服のブラウスに手をかけて
ボタンをひとつひとつ外していく

@
その下には半分以上めくれ上がったタンクトップがあった。
焦れったく思いながら、それを胸の上までめくる

@
ようやく姿を現わしたのはピンクのブラだった。
さっき手を入れていたからだろう、半分くらいずれている

@理子
「ブラの外し方分かる?」

@
わざと馬鹿にしたような言い方をしてきた。
しかし残念ながら、俺には上手くできる自信がない

@鉄平
「自分で外して」

@理子
「うん、分かった」

@
理子が背中に手を回すとすぐにブラが緩んだ。
俺はそれをできるだけそっと上へとずらす

@理子
「残念、ちょい小さいや」

@
ささやかなふたつの膨らみは、日に焼けておらず真っ白だった
その先端にあるピンクの蕾。
きれいだと、素直に俺は思った。

@鉄平
「そんなことないって。
 ちゃんと……揉めるだけある」
@
俺は理子の脇の辺りから山頂に向かって、
ゆっくりと手のひらを這わせていく

@
今まで触れたことがないくらい
柔らかな心地よい感触が伝わってくる

@理子
「んん……っ」

@
理子が小さく身体を跳ねさせた。
痛くしたのだろうか? 俺は思わず手を止める

@理子
「イヤ……やめないで。
 もっと……して?」

@鉄平
「う、うん……痛かったら言ってくれよ?」

@
理子に痛みを与えたくないが、
俺はすっかり乳房の虜になっていた。
手のひら全体でその感触をたっぷりと味わっていく

@理子
「んん……どうかな?
 私の小さいおっぱいでも……鉄平を悦ばせてる?」

@鉄平
「ああ……こんなに柔らかいって思わなかった。
 それに、真っ白だし」

@理子
「ちょっとヘンだよね? あぁ……
 すごい日焼けしてるのに、身体だけ白いとかさ……」

@鉄平
「それがいいと思う」

@理子
「いいの? ん……っ
 おかしいって思われたらどうしよって、ぁあっ……
 心配だったんだけどな……」

@鉄平
「いやいい。
 すげぇ、エロい」

@理子
「エロいんだ? あぁ……っ
 ……鉄平って……相変わらず、分かんないよ、んっ!」

@理子
「でも、なんかうれしい」

@鉄平
「エロくて最高だよ。
 ちゅるり……」

@
俺が乳首に吸い付くと、理子はビクリと身体を震わせた

@理子
「あっ! んん……っ、ぅんっ!
 いい……いいよぉ……先っぽ、吸われるの……
 ああっ! ……ぁんっ! いいっ!」

@理子
「もっと……もっとして、鉄平……んっ!
 そう……そんなかんじ……あぁんっ!」

@
膨らみを寄せるように掴み、
その先端を尖らせた舌で小刻みに舐めていく

@理子
「ああぁんっ!! いいっ! ペロペロ!
 それ、もっと! ぁああっっ!!」

@理子
「いい……自分でするより……ピンクローター使うより……
 鉄平の舌……感じるっっ!!」

@理子
「んん……っっ! コリコリに固くなった先っぽ、
 鉄平に舐められてる……っ! あぁあ……あんっ!」

@
理子の反応をもっと引き出したくて、
その固くなった蕾を軽く噛んでみた

@理子
「ひゃあんっ!! そ、それぇぇ……んんっ!!
 甘噛み……だめぇぇ……っ!!」

@鉄平
「やめるか?」

@
理子は駄目と言いながら明らかに悦んでいる。
だから俺はわざとらしく聞いてみた

@理子
「ダメ……やめないで……んんっ!!
 そうっ! 噛んだり……舐めたり……ぃんっ!
 鉄平……上手……上手だよぉぉ……っ!!」

@
女の子にこんなことをするのは初めてだったので、
俺は自分の愛撫に自信を持てていなかった。
だから理子の言葉がうれしい

@理子
「んん……ぁあ……ぁうんっ!
 ああぁ……ぁん、くぅぅ……なんでこんなに感じるだろ……?
 やっぱ……鉄平だからだよ……あぁんっ!」

@理子
「はぁ……はぁ……ぁあんっ! ペロペロされてる……
 すごい鉄平……私、蕩けちゃって……耐えられないくらい……」

@
理子の顔を見てみると、
だらしないと言っていいくらい緩んでいる

@
俺は胸から顔を離すと、理子の唇に近付いた。
向こうも唇を差し出してく。

@
ふたり、そっと唇を重ねる

//CG:鉄平に触られる理子・キスする理子

@理子
「ちゅる……ちゅく……ちゅっ……んっっ!
 鉄平と……キスしてる……くちゅる……ちゅっ……」

@理子
「はぁ……もっと……舌、絡めたい……くちゅ……ちゅっ……
 くちゃ……ちゅぷ……ちゅっ! ふふふ……」

@
俺から顔を離した理子が笑い声を漏らす。
どうしたのかと俺は首を傾げる。

@理子
「ずっと鉄平とキスしたかったんだ……
 叶ってうれしい」

@理子
「でもさ、順番滅茶苦茶だよね?
 オナニー見られて、胸弄られた後なんだよ?」

@鉄平
「ま、まぁ……そうだな。
 怒ってる?」

@理子
「まさか。
 ねぇ、もっとキスして?」

@理子
「んっ! くちゅ……ちゅる……ちゅっ……んんっ!
 ちゅく……くちゅる……ちゅっ……はぁ……」

@理子
「くちゃ……ちゅぱ……ちゅっ……はあっ!
 すごい……キスしてるだけで、どんどん濡れてく……」

@鉄平
「股、触っていいか?」

@理子
「うん、好きなようにしていいよ」

@
理子の許可を得た俺は、そろりと指で秘部に触れた

//CG:鉄平に触れられる理子・股間に指を挿れられる理子

@理子
「んん……っ!!」

@鉄平
「わ、悪い、痛かったか?」

@理子
「違う違う……すっごく気持ちよかった……
 ふふ……鉄平に触られるとこうなるんだ?
 もっと触って? 触ってほしいの……」

@鉄平
「分かった。
 痛かったら言ってくれよ」

@
俺は声が上ずるのを抑えられない。
初めて触れる陰裂はぬるぬるとしていて、柔らかかった

@
溝の中に指を沈み込ませて、上下に擦っていく

@理子
「んんっ! くぅぅ……ぅんっ!
 あぁぁ……あっ! ふああぁ……
 鉄平……すごいよ……すごく、いいよぉ……」

@理子
「もっと……もっと弄って……私を感じて……
 あぁんっ! ふぁ……そう……っ! あんっ!
 その調子だよ……鉄平……っ!」

@
俺は溝の中にくぼみを見つけた。
ここが多分、膣口なのだろう

@
ゆっくりと、指を沈めていった……

@理子
「あぁぁっ! 指が……っ、入ってく……ぅぅ!
 そ、そこはぁ……っ! あぁんっ!」

@鉄平
「どうした?
 やめておくか?」

@
俺は口ではそう言いながら、耐えられないくらい興奮していた。
さらに指を穴の中に沈み込ませていく

@理子
「ううん! 続けて……続けてほしいの……っ!
 そこ、滅多に……自分では……あんっ! 触らないの……っ!」

@理子
「ああぁ……中も気持ちいい……こんななんだ……?
 あぁ……あんっ! す、すごいよ……すごいの……っ!」

@
理子の秘洞は柔らかく、温かかった。
あまり奥まで挿れていいものか分からず、
入り口付近をまさぐる。

@理子
「ぁあんっ! そこっ! 今のとこ……っっ!
 ひゃあぁんっ! そうっ! あぁあっ!
 そこ、いいのぉぉっっ!!」

@
上の裏側辺りを指で擦ると、理子の反応がひときわ大きくなった
そこを重点的に弄っていく

@理子
「あっ! ひゃあぁっ! あんっ! くぅぅ……
 そこ……すご、く……いいのぉ……っ!
 ダメ……また……また、イッちゃう……よおぉぉ……っ!」

@鉄平
「ここか?
 ここをもっとすればいいのか?」

@
自分の手で女の子を感じさせている事実に、
俺はかつてないほど興奮していた

@理子
「そうだよ……そこ、もっと……もっとして……っ!
 あぁっ! ぅん……うぅん……ぅうっ! ぅあぁぁっ!
 てっぺぇ……てっぺぇに、イカされちゃうぅ……んっ!」

@理子
「あっああぁっっ! あんっ! あぁあんっ!!
 ダメ……ダメだよ、てっぺぇ……わたし……わたし、もうっ!
 あぁ……あんっ! あぅんんっっ!」

@
俺は激しく指を動かしていく。
理子の反応を見ながら、傷付けないように注意しながら

@
理子は脈打つように身体を動かし、
快感にひたすら浸っているように見えた

@理子
「あっ、ああっ、ぁぁあっっ!! あぁあ……っ!
 もうすぐ……もうすぐ、だよぉぉ……っ!
 てっぺぇ……イク……わたし、イッちゃうのぉ……っ!」

@
俺と理子はずっと視線を交わしたままだった。
野生を剥き出しにしたような熱い目で見つめ合う

@
理子の顔は妖しく歪んでいた。
堪らなくエロく、見る者の情欲をかき立てる表情だ

@理子
「イク……イクイクイクッッ!!
 ぁぁあっ! あっっ!!」

@理子
「ああぁぁああああぁぁぁっっっっっ!!!!」

@理子
理子が激しく身体を跳ねさせる。
膣内の肉襞が俺の指に絡み付き、奥へと引き込もうとした

@理子
「ふぁぁ……ぁああぁぁぁ……」

@
また放心状態になる理子。
よだれを垂らして快感に浸っている

@
そのよだれが愛おしく思えて、ぺろりと舌で舐め取った

@理子
「ひゃっ!
 も、もう……なにすんの?」

@
理子が照れたみたいに口を尖らせてくる

@鉄平
「うまいよ、理子」

@理子
「このヘンタイめ」

@鉄平
「まだ……いけそうか、理子?」

@
俺は自分のたぎりを抑え切れそうもなかった。
理子の中に怒張したものを突き入れたい

@理子
「うん、続けよう?
 あ、でも……」

@鉄平
「どうした?」

@
理子が申し訳なさそうな表情を見せる

@理子
「私が……上になっていい?
 初めてって、痛いらしいし……自分で調節したいの。
 駄目?」

@鉄平
「いいぞ、俺が下になる」

@
望まれた通り、俺はベッドの上で仰向けに寝た。

//CG:騎乗位でセックス・まだ挿れていない

@
理子が俺の上に大胆に跨がってくる。
秘裂を男根の裏側に沿わせた

@理子
「……いよいよだね。
 鉄平の、すごく固いよ……」

@理子
「それに大きい……
 こんなの、入るかな……?」

@
理子は蕩けた表情で腰を上下させる。
柔らかい粘膜を一物の裏側で感じた

@鉄平
「怖いか、理子?」

@理子
「うん……ちょっと。
 でも、それ以上に……
 鉄平とつながりたいって気持ちが大きい……」

@理子
「……行くね?」

@
理子が腰を浮かせる。
そして左手で俺の肉茎を掴むと、自分の膣口にあてがった

@
ゆっくりと……ゆっくりと、腰を落としていく

//CG:騎乗位でセックス・挿れて痛がる理子

@理子
「くっ! うぅぅ……鉄平の、やっぱり大きいよぉ……
 あぁあ……ぁあっ!」

@
理子の動きがいったん止まる。
そして俺に向かって笑みを見せた

@理子
「じゃあ、鉄平。
 私の処女、もらってね」

@
理子が深く腰を落とす

@理子
「くぅうぅぅ……っっっ!!!」

@
悲鳴を上げ、顔を歪める理子
身体が小さく震えている

@
一方、肉襞に覆われた俺は、
気が遠くなるくらいの快感を肉棒から受け取った

@鉄平
「り、理子……大丈夫か?」

@
最初の快感が通り過ぎた後、俺はかろうじてそう聞いた

@理子
「だ、大丈夫……だよ……っ。
 これから……動いてくから、ね……」

@鉄平
「無理……するなよ……?
 ちょっと落ち着いてからでも……」

@理子
「ううん」

@
理子が強い声で俺を遮った

@理子
「私、動きたいの
 鉄平に目いっぱい気持ちよくなってもらいたい」

@鉄平
「……分かった」

@
俺の言葉に理子が微笑む。
そしてゆっくりと腰を上げ始めた

@
やはり痛いのだろう
どうしても顔をしかめてしまっている。

@理子
「く、くぅぅ……んんっっ!!
 ど、どう……? 鉄平、気持ちいい……かな?」

@鉄平
「いいぞ……
 理子の中、締め付けてきて最高に気持ちいい……」

@
俺が本当のことを言うと、理子はうれしそうに笑った。

@理子
「よかった……じゃあ、もっと気持ちよくするからね
 私に遠慮なんてしちゃ駄目だよ?」

@鉄平
「分かってる。
 たっぷりと処女のマンコを味わうよ」

@理子
「ふふ……そうだよ。
 処女のオマンコなんだからね……んんっ……
 鉄平なんて、一生に一度しか味わえないかもよ?」

@理子
「……くぅ……んっ!
 どう……処女のオマンコ……キツキツオマンコ、いいでしょ?
 く……ぅんっ……んんっ!」

@鉄平
「ああ、いいぞ……理子……
 けど、別にそういう言い方しなくてもいいんだぞ?」

@理子
「えへへ……こう言ったげた方が、悦ぶかと……んっ!
 思ったの……ぁあぁ……」

@理子
「くぅぅ……ぅん! だって鉄平……っ!
 ヘンタイ……なんだもん……んくっ!」

@鉄平
「オナニー大好きな奴が、ヘンタイとか言うな」

@
俺は手を伸ばすと、理子のクリトリスを指先で押してやった

//CG:騎乗位でセックス・感じ始める理子

@理子
「ひゃあぁんっ! そ、そこ……勝手に触らない……っ!」

@
なおも俺は指先を小刻みに動かして陰核に刺激を加えていく

@理子
「きゃんっ! ぅううん……んっ! だ、ダメぇぇ……ぇんっ!
 ひゃっ! う、動けなく……なっちゃう、でしょぉっ!」

@理子
「ふあぁ……あぁんっ! んんっ! 意地でも……ぅんっ!
 動いて、やるんだから……鉄平を、うんと気持ちよく……
 させてやる……っ! くぅぅ……」

@
思ったとおり、秘核の刺激に理子は反応を見せる。
痛いだけでなく、少しでも気持ちよくなって欲しかった。

@理子
「んふぅ……うんっ! ぅう……あんっ!
 ね、ねぇ……私のアソコばっかり弄って……あんっ!
 鉄平は、ちゃんと気持ちよく……なってるの……?」

@鉄平
「なってるって……今にも出そうだ……」

@
理子が身体を上下させるたび、
肉壺は大きくうねって俺に快楽を与えている

@
グッと我慢しないとすぐに発射しそうだ。
この感触を、もっと味わっていたい

@理子
「えへへ……よかった……んっ!
 いつでも……あっ! 好きな時に……出して、いいからね……」

@鉄平
「分かった……けど、もうちょっと……理子を感じたい……」

@理子
「ありがとう……ぅん……んっ!
 そう言ってくれるの、うれしいかも……ぁあんっ!
 私も、鉄平を……感じたい……っ!」

@理子
「鉄平とひとつに、なりたいって……あぁっ!
 ずっと……思ってた……ぁあ……ぁはぁ……」

@理子
「今、私……最高に、幸せ……っっ!!」

@
そう言って、理子は何回も見せてくれた無防備な笑顔になった。
その理子を俺は愛おしく思う

@鉄平
「理子……好きだ……」

@理子
「え……? 好き? 好きって言った?」

@鉄平
「ああ……理子のこと……もっと愛したいっ」

@
俺の言葉に応える代わりに、理子の膣内がキュッと締まった

@鉄平
「う……理子、締めすぎ」

@理子
「ご、ゴメン……ちょっと訳分かんなくなっちゃって……
 どうしよ……めちゃくちゃうれしい……」

@
理子は腰を落としたまま、右の手のひらで頬を覆う。
目に見えて照れている

@
そして洞内は激しくうねっていた。
身体は動かしていないのに、俺の男茎を翻弄する。

@鉄平
「ああ……理子……」

@理子
「ご、ゴメン、動かなくちゃね……んっ!
 ぁああ……あんっ! んっ……ぅうんっ!」

@
気持ちよくて漏らした俺の声を、理子は違うように捉えたようだ。
照れるのをやめて、健気に腰を上下に振り始める。

//CG:騎乗位でセックス・快感に溺れる理子

@理子
「んっ……はぁ……あっ! んん……ぅんっ!
 ああぁ……あっ、あぁ……ぁうんっ!」

@
気のせいか、理子の声から苦痛の色が消えているように聞こえた。
ただ、気持ち良さそうに声を漏らしているような……

@鉄平
「理子……
 もう痛くないのか?」

@理子
「ううん、痛いのは……まだ痛いよ……ぅんっ!
 けど……それより、うれしくて……あっ!
 きもち、よくて……ヘンなかんじ……すごく、いいの……」

@理子
「鉄平のオチンチンに抉られて……
 私……ああっ! 気持ち、いいの……っ! ぁあんっ!」

@理子
「もっと……もっと欲しいの、鉄平のオチンチン……あんっ!
 ずっと、咥えていたいの……っ! ぅうん……っ!」

@鉄平
「俺も、もっと理子の中にいたい……
 理子のオマンコを、味わっていたいぞ……」

@理子
「よかった……もっと味わって……あぁんっ!
 私のグチョグチョオマンコ……もっと、もっとぉ……っ!」

@理子
「あぁ……あんっ! んっ! くぅぅ……どうかな……
 私、頑張ってるつもりだけど……んんっ!
 初めてだから……あんっ! ……うまく、動けてるかな?」

@鉄平
「うまいぞ、理子……さっきからずっと気持ちいい……
 けど、俺も動きたい……動いていいか?」

@理子
「うん…うんっ!
 ふたりで……気持ちよく、なっちゃおう……?
 んんっ! もっと……きもち、よく……っ!」

@
堪えきれずに俺も下から腰を突き上げた。
理子の動きと合わさって、今まで以上の快感が押し寄せる。

@理子
「あぁあっ! あんっ! ああんっ!
 てっぺいっっ! はげしい……よぉ……っ!
 ああっ! あんっ!」

@理子
「いいっ! いいのぉっ! てっぺいの、オチンチン……っ!
 おくに……っ! おくの……なにかに……あたってるっ!」

@理子
「あんっ! あぁあ……っ! あぅんっ!
 これ……しきゅう? きっと、そう……だよっ!
 てっぺぇのオチンチンが……しきゅう、たたいてるっっ!!」

@鉄平
「ああ、奥に当たってる……っ!
 理子の奥……どんどん突くからな!」

@理子
「ついてっっ!! もっと……いっぱい、ついてっっ!!!
 あぁぁ……あんっ、ああぁんっっ!! ぁんっっ!!」

@理子
「や……やだ……また、イク……イキ、そう……っ!
 ああぁっ……あっ! あぁんっっ!!
 てっぺいに……っ、しきゅー、つかれて……イッちゃうっっ!!」

@理子
「ふあ……あっああっっ、ああんっっ!!!
 ダメ……ダメ……よすぎる……
 きもち、よすぎちゃうよぉっっ!!」

@理子
「オナニーより……ゆびでイカされるより……っ!!
 きもち、いい……っっ!! こんなの……っ、んんっっ!!
 は、はじめてでぇ……っ! あぁあぁんっっ!!!」

@鉄平
「俺も、いい……最高だ、理子……っ!
 オナニーなんか、目じゃない……」

@理子
「てっぺぇも……いいんだ……?
 よかった……わたしだけ、じゃ……ないっっ!!
 この、まま……あぁっ!! ふたりでぇ……っっ!!

@理子
「ふたりで……イこうっ? ぅぅんっっ!!!
 もっとうごいてっっ!! あぁあんっっ!!
 てっぺいを……っ! きもち、よくぅぅ……ぅんんっっ!!」

@
理子が腰をくねらせて俺の肉根を刺激してきた。
まとわり付いてくる肉襞の感触に、
射精したい衝動に駆られてしまう

@
けど、理子もイカせたい。
理子が言うように、一緒にイキいたいと、俺も思った。

@理子
「あっ、ぁああぁっ!! あんっ!! ああぁあっ!!
 て、てっぺぇを……きもち、よくしてるのに……っ!
 これ……わたしもっ! きもち、よすぎる……っっ!!」

@理子
「だ、ダメ……おかしく……おかしく、なりそう……っっ!!!
 も、もう……わたし……ダメ……もうっっ!!」

@鉄平
「俺も……イキそうだ……
 理子の中に、出したい……っ!」

@理子
「いいよ……だしてっ!! おもいっきり、なかに……っ!
 しきゅーに、そそいで……っっ!!!
 あぁあ……ああぁんっ! あん、あぁあんっ!!」

@鉄平
「イクっ!
 出すぞ、理子っっ!!」

@理子
「イッて、わたしの……なかでっっ!!!
 イッて……てっぺいっっっ!!!」

@鉄平
「くっっ!!」

//CG:騎乗位でセックス・射精されて絶頂する理子

@
俺は理子の子宮に向かって精を放つ。
かつてない程の快感に、頭の中が真っ白になる。

@理子
「ああぁあぁぁっっ!!! てっぺーのがぁぁっっっ!!!」

@理子
「ぁぁぁあああぁぁあああああぁっっっっっっっ!!!!!」

@
続けて理子も派手に身体を震わせた。
膣の中で肉棒をギュウギュウに締め付けてくる

@理子
「ふああぁあぁぁぁ…………」

@
俺の方に倒れかかってきたので慌てて支えた。

@理子
「ご、ごめん……でも……ちから、はいんない……」

@
蕩けきった顔で、理子が照れ笑いをした

//背景:理子の部屋
//立ち絵:理子・制服

@理子
「はあぁぁぁ……まだふわふわする……」

@鉄平
「俺も……ダルい……」

@理子
「え? ダルいって何?
 私達、愛し合ったんじゃないの?」

@鉄平
「いや、男は出すとダルくなるんだよ。
 そういうもんなの」

@理子
「そうなの?
 ……ねぇ」

@
と、理子が深刻そうな顔になる。
どうしたのかと俺は身構えた

@理子
「私のこと、好きって言ったよね?
 あれ、ホントなの?」

@鉄平
「ああ、あれか……」

@理子
「やっぱ……その場のノリ?」

@鉄平
「違う。
 理子のこと、本当に好きだ。好きになった」

@理子
「ホント!」

@
途端に理子が笑顔になる。
無防備な、引き込まれる笑みだ

@
今思えば、この顔を見た時から、
好きになり始めたのかもしれない

@鉄平
「ああ。
 だから……これからも、よろしくな」

@理子
「うんっ!」

@理子
「じゃあ、明日もエッチしようね?
 私の家、夜まで誰もいないから、好きなだけできるよ!」

@鉄平
「明日もか……
 俺、ゲーム作らないといけないしなぁ……」

@理子
「え、何それ?
 私とエッチするよりゲーム作りなの?」

@鉄平
「両立したい」

@理子
「身勝手~~~。
 さっそく先行きが不安になるよ~~~」

@鉄平
「そう言うけど、ゲーム作りは俺の生き甲斐だからなぁ。
 一方でエッチもしたい。
 やっぱ、駄目かな?」

@理子
「いいよ!」

@鉄平
「いいんだ!?
 理子、物分かりいいなぁ」

@理子
「だってさ、ゲームのこと考えてる鉄平見て、
 好きになったじゃない?
 ゲームを取り上げるなんてあり得ないよ」

@鉄平
「いい彼女を持ったなぁ、俺は」

@
腕で涙を拭うふりをする俺。
実際、こうして理解してくれる奴がいるのは
ありがたいことだと思うのだ

@理子
「それで、ゲームできたら学園のみんなにも見せようね?
 クラスメイト以外にも、片っ端に見せて回るの」

@鉄平
「でもなぁ……理解してくれない奴の方が多いと思うぞ?
 ネットとかで公開するのが無難だって」

@理子
「大丈夫だと思うけどなぁ。
 ひとりでゲーム作るなんて、誰から見てもすごいでしょ?」

@鉄平
「そう思ってくれる奴ばっかりじゃないって。
 でも、そうだな……ちょっと考えてみるか」

@理子
「お、その気になってくれた?」

@鉄平
「本当は学園じゃ見せる気なかったけど、
 分かってくれそうな奴に見せてみるよ」

@理子
「やった!
 『私の彼、ゲーム作ってるんだよ?』
 って自慢できる!」

@鉄平
「なんだそりゃ?
 ヘンな奴だな、理子は」

@理子
「ヘンは酷いよ。
 私は極めてマトモだし」

@理子
「だから、鉄平のこと好きになったんだよ?」

@
そう言って、理子は無邪気に笑った